編集方針
眠りの科学は、睡眠について「誰かの体験談」ではなく「研究で確かめられたこと」を届けるメディアです。 そのために守っている3つの原則を説明します。
このサイトのすべての記事は査読付き論文に基づいて書かれています。研究には相反する結果がつきものなので、 反対の結果(反証)も併記します。そして日本人を対象とした研究を、欧米の研究より重く扱います。
なぜ論文に基づいて書くのか
睡眠の情報は、健康やお金の判断に直結する「YMYL(Your Money or Your Life)」領域です。 根拠のない助言は害になりえます。そこで本サイトでは、各記事に参照した論文の一覧を末尾に置き、 本文中の主張には番号で出典を示します。著者名・発表年・掲載誌・研究デザイン・対象人数まで明記し、 読者が原典をたどれるようにしています。
なぜ反証を載せるのか
ひとつの研究結果が「真実」とは限りません。同じテーマでも、対象者・方法・国が違えば反対の結論が出ることがあります。 科学的な誠実さとは、都合のよい研究だけを選ばないことです。 本サイトでは、ある主張を支える研究と同時に、それに反する研究や研究の限界(サンプルが小さい、短期間、相関にすぎない等)を 「反証」として併記します。断定はしますが、断定の確からしさも示します。
なぜ日本人を対象とした研究を重視するのか
睡眠は文化・遺伝・社会構造の影響を強く受けます。日本人は世界でもっとも睡眠時間が短い集団のひとつで、 就労時間・通勤・入浴文化・住環境・遺伝的な体質(カフェイン代謝やアルコール耐性など)も欧米とは異なります。 ハーバード大学をはじめ著名な研究の多くは欧米人を対象としており、その結論がそのまま日本人に当てはまるとは限りません。
そこで本サイトでは、日本人(または東アジア人)を対象とした研究を優先的に取り上げ、 「欧米ではこうだが、日本人ではこうだった」という差に注目します。 参考文献には対象集団のタグ(日本人対象/欧米対象など)を付け、どの国の人を調べた研究なのかが一目で分かるようにしています。
記事の作り方
- 結論を最初の1〜2文で述べる(結論ファースト)
- 主張には必ず出典番号をつける
- 賛否が分かれるテーマには「反証」ブロックを置く
- 可能な限り日本人データを「日本人ではこうだった」として示す
- 新しい研究が出たら更新日を改めて反映する
免責
本サイトの内容は一般的な情報提供を目的としており、医療上の診断・治療に代わるものではありません。 睡眠に関する症状が続く場合は、医療機関にご相談ください。