睡眠の俗説検証
スマートウォッチの睡眠スコアは、眠りの深さまでは当てられない
睡眠アプリやApple Watchは「寝ていたか起きていたか」はかなり正確ですが、レム睡眠や深い眠りの段階を当てる精度はまだ低いです。スコアに振り回されてかえって眠れなくなる「オルソソムニア」も報告されています。睡眠トラッカーの正しい使い方を論文から解説します。
『8時間眠るべき』『寝だめできる』。広く信じられた説を、賛否両論の論文で検証する。
睡眠の俗説検証
睡眠アプリやApple Watchは「寝ていたか起きていたか」はかなり正確ですが、レム睡眠や深い眠りの段階を当てる精度はまだ低いです。スコアに振り回されてかえって眠れなくなる「オルソソムニア」も報告されています。睡眠トラッカーの正しい使い方を論文から解説します。
睡眠の俗説検証
マグネシウムのサプリで睡眠の質が上がるという主張は、まだ確かではありません。効果を示した代表的な研究は高齢者46人のみで、複数の研究をまとめると確証は弱いと評価されています。マグネシウムと睡眠の本当のところを、論文と反証から解説します。
睡眠の俗説検証
「眠らずに成功した人」に憧れて睡眠を削っていませんか。本当に短い睡眠で足りる体質は遺伝子で決まるごく一部だけ。まったく眠らなければ人もネズミも死に、「自分は平気」という感覚こそ睡眠負債のサインです。論文と反証から検証します。
睡眠の俗説検証
布団に入って5分以内に眠れるのは健康の証拠ではなく、睡眠不足のサインです。健康な大人の寝つきには10〜20分かかります。睡眠を制限すると入眠までの時間はどんどん短くなることが実験で確認されています。「気絶睡眠」の正体と受診の目安を解説します。
睡眠の俗説検証
メラトニンのサプリが寝つきを早める効果は、平均でわずか7分です。睡眠薬のような強い効果はありません。日本ではメラトニン自体はサプリとして売られず、似た働きの薬が処方薬です。効果の実際と限界を、メタ分析と日本の事情から解説します。
睡眠の俗説検証
30分以内の二度寝(スヌーズ)は睡眠をほとんど削らず、むしろ起床直後の頭の働きを保つことが実験で示されました。二度寝は意志の弱さではありません。ただし効くのは限られた条件です。最新研究と日本の若者のデータから、二度寝との付き合い方を解説します。
睡眠の俗説検証
平日の寝不足を週末に取り返す「寝だめ」。実験では、週末に好きなだけ眠っても、平日に戻ると血糖や代謝の乱れは元に戻りませんでした。一方で死亡リスクは下がるという研究もあり、評価は割れています。日本人データも含めて検証します。
睡眠の俗説検証
寝不足の翌日に目の下が暗くなるのは本当で、実験でも確認されています。けれど消えない慢性的なクマの多くは、寝不足ではなく生まれつきの色素沈着や骨格が原因。アジア人に多い体質でもあります。論文と反証から検証します。
睡眠の俗説検証
短時間睡眠でも元気な「ショートスリーパー」は実在します。ただしそれはDEC2やADRB1という遺伝子の変異を持つごく一部の人だけ。自称ショートスリーパーの大半は、ただ睡眠負債を溜めているだけです。論文と反証から検証します。
睡眠の俗説検証
8時間睡眠は世界共通の目標のように語られますが、根拠は意外に薄いものです。日本人は世界でもっとも睡眠時間が短い集団のひとつ。必要な睡眠時間に個人差があることを、賛否両論の研究から検証します。